2013年10月25日、全道主要書店で発売

 

アジア群島人、生きる

喜多義憲/著

本体2,000円+税
四六判ハードカバー
591ページ
ISBN 978-4-906740-07-9 C0095

  • 大阪、北海道、韓国、シンガポール、モンゴル―海を越えれば、国境を越えれば、また新しい出会いがある。ジャーナリストとして、シニアボランティアとして各国で暮らし、アジアと日本を自然体で見つめてきた著者の自伝的エッセイ集。

目次

◇アルバム(1)「アジア群島、出会いの旅」
はじめに

◆PART1:アジア群島、出会いの旅
シマ・クニ・国境
大阪(1948~1972)
北海道(1972~)
ソウル(1987~1992)
シンガポール(1997~1999)
滋賀・岐阜・新潟(2009)
オーストラリア(2010)

◆PART2:My Wonder Mongolia
シニア海外ボランティアになる
事前研修へ
ウランバートルからダルハンへ
エコツーリズムを教える
自然・人・くらし

◇アルバム(2)「モンゴルの日々」>
最後の授業

◆PART3:アジア群島人の独り語り
ジャーナリズムを語る
人間を語る
映画を語る
読書を語る

あとがき
《アジア群島人》小史

まえがきなど

(前略) とにかく、自分をさらけ出してみよう。生い立ちから、仕事、交友、趣味、さらには日本について、地球について。それらを記録するうえで、ペースメーカーとなってくれたのは、2008年4月、還暦を間近にはじめたブログでした。「感謝カンレキ雨あられ」などとへんてこなタイトルをつけたのは、来し方を振り返って、おおむね幸運に恵まれ、肯定的に捉えてよい半生だった、という感謝の気持ちからでした。つまるところ、本書は日々の生活のなかで気儘に書き連ねた「自伝的エッセイ集」と思ってください。 (後略)

(「まえがき」より)

著者プロフィール

喜多義憲(きた・よしのり)
 1948年、大阪生まれ。ジャーナリスト、ブロギスト。元北海道新聞記者。NPO法人「北の映像ミュージアム」副理事長。府立池田高校を経て、大阪外語大学(現大阪大学外国語学部)モンゴル語学科卒。1972年、北海道新聞社入社。稚内支局記者、整理部、学芸部を経て、社会部時代にソウル、シンガポールに駐在。2008年、取締役事業局長に就任。2010年、北海道新聞退社。2011年、JICAシニア海外ボランティアとしてモンゴル国立農大ダルハン校に赴任し、エコツーリズム学科教員として教鞭をとる。2013年帰国。札幌市豊平区在住。主な著者に『消えたエプロン』(大月書店、共著)など。ブログタイトルは「感謝カンレキ雨あられ」。