2014年6月18日、全道書店で発売！
和田由美の札幌この味が好きッ！
和田由美／著
藤倉孝幸／撮影
本体1,500円+税
A5判オールカラー
136ページ
ISBN 978-4-906740-11-6 C0076
ホントは教えたくない店ばかり！
- 朝日・道新・読売各紙で連載中の人気エッセイストによる、初の札幌グルメガイドが登場！
- 40年余りにわたって札幌の飲食店を取材してきた著者が、いま本当に好きな店だけを独断と偏見でセレクト。
- 札幌の“うまいもん”を味わえる全53軒がここに集結！ 掲載店の住所や電話番号がひと目でわかるチェックシートのオマケつき。
和田由美とは･･･？
昭和40年代後半から、リサーチや取材、さらにはプライベートで、札幌市内の飲食店8000軒以上を食べまくり、記事を書いてきた食の第一人者。今なお新たな味との出あいを求めて、店探しに余念がない。昭和24年生まれの団塊世代としては稀少な現役エッセイストである。
誌面例
◆著者が愛してやまない札幌の店と味を、訪れた際にぜひ食べて欲しい自慢の料理とともに紹介。
◆その時季にしか味わえない旬食材のメニューをはじめ、「夏のカレー」「冬のおでん」など、季節感のある春夏秋冬の一品を紹介。
◆店選びの重要なポイントである「予算」を、その店の主なメニューと価格を掲載することで、
具体的にイメージできます。
◆写真や文章で店主の人となりもしっかり紹介し、一見でも不安なく暖簾をくぐれます。
目次
【春】～春眠マンプクを覚えず～
料理屋K《土鍋鯛めし》
蕎麦とお料理「ごん」《塩そば・塩梅》
居酒屋「くさち」《かにだるま》
邦寿し《握り寿司｢そうや｣》
ほか
◆食いしん坊COLUMN［春］◆春のホワイトコンビ
【夏】～夏は短し食せよオトメ～
温味《八寸盛り》
寿司の福家《満腹にぎり》
魚彩酒家 またつ《活イカ》
晩酌処かんろ 札幌駅北口西店《特製ラーメンサラダ》
ほか
◆食いしん坊COLUMN［夏］◆真夏のハイボール
【秋】～天高くヒト肥ゆる秋～
雪峰《松茸の土瓶蒸し》
ヴィネリア・オザワ《洋梨のオーブン焼き》
そば処わひろ《鴨せいろ》
カンティネッタ サリュ《大人のナポリタン スパゲティ》
ほか
◆食いしん坊COLUMN［秋］◆美女とブドウ
【冬】～熱カンや家路は遠くなりにけり～
ほっかいどう お万菜処 まるひら《かじか鍋》
焼もの「はせ川」《関東風おでん》
だいこんや《たらちり鍋》
旬彩 亘《真カスベほお肉の煮付け》
ほか
◆食いしん坊COLUMN《番外編》◆ワタシのグルメ失敗談
もつ焼き・煮込み「いなり」《もつ焼き》
韓国厨房《カムジャタン》
味の三平《鉄火麺》
ソルト・ピーナッツ《北海道産ラム赤身》
ほか
◆食いしん坊COLUMN［冬］◆ひとり湯豆腐
●和田由美の食べまくり年表
●ジャンル別索引
目的別索引①《大切な人をもてなすときに》
目的別索引②《今夜は気軽に、リーズナブルに》
目的別索引③《おひとり様でも大丈夫》
目的別索引④《仲間とワイワイ、今夜は宴会》
前書きなど
幼い頃から“喰いしん坊”だったにしても、食べ歩き歴50年を超えるとはフツーではない。
家計費の中でエンゲル係数の占める割合が異常に高い家庭に育ち、「ラーメン1杯でもギョーザ1個でも、外食するならおいしいものを食べたい」という食い意地のなせる業だろう。
（中略）
ともあれ、おいしいと感じさせる要因は、個人の味覚に加えて、
（1）料理人がかける手間ひま
（2）客への対応ぶりとサービス
（3）見合う値段
この最低3条件が満たされていることだと思う。
本書はその持論に沿って、春夏秋冬、ジャンルを問わず、気ままに食べ歩きした新聞連載を1冊にまとめたもの。
大切な人に教えたい選り抜きの店ばかりなので、自信を持っておすすめしたい。
著者プロフィール
和田由美（わだ・ゆみ）
1949年北海道小樽市生まれ。エッセイスト。藤女子短大英文科卒。タウン情報誌「ステージガイド札幌」編集長を経て、ベストセラー『さっぽろ青春街図』を編集者として世に送り出す。1988年、亜璃西社を設立して代表取締役社長に。社業の傍ら、各紙誌に連載を持つエッセイストとしても活躍。著書に『北海道 究極の食材めぐり』(JTBパブリッシング)、『こだわりのロングセラー』(共同文化社)、『日曜日のカレー』『さっぽろ喫茶店グラフィティー』『さっぽろ酒場グラフィティー』『さっぽろ狸小路グラフィティー』(以上、亜璃西社)など多数。
藤倉孝幸（ふじくら・たかゆき）
1950年北海道岩内町生まれ。カメラマン。1973年より広告写真の世界へ入り、これまでにAPA（日本広告写真家協会）写真展などで受賞多数。広告をはじめ雑誌、新聞など幅広い分野で活躍中。コマーシャルフォトスタジオSTACK（スタック）主宰。
